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英会話はしょせん一文丸暗記か?

マインドコントロールからの脱出その8
英会話はしょせん一文丸暗記か?

結婚式の祝辞を丸暗記しても、それを数日たってから一言一句間違わないで再生することなどほとんど不可能なことは言うまでもない。毎日使っている日本語でもそうだ。

英会話はしょせん一文を丸暗記するものだと信じている人が多いが、これは間違っている。いくら必死に覚えたとしても、それは日本語に「英語の文」が加わったにすぎない。日本語の「始めまして」の表現にHow do you do?が、あるいは「お会いできてうれしいです」にNice to meet you.が加わったに過ぎない。したがってこれは英文の姿をしているが、実は日本語なのだ。

どうして一文丸暗記ではダメなのか。その証明は実に簡単だ。例えば、次の一文を丸暗記できたとしよう。

I would like you to speak more slowly.
私はあなたにもっとゆっくり話してもらいたい。

しかしこの文の情報量は、「私」が「あなた」に対して、「もっとゆっくり」と、「話す」ことを「欲する」ということでしかない。つまり情報は一つなのだ。だから一文丸暗記に頼っている人は、その表現ができる場面を、今か今かと待つことになる。何度も口の中で反芻し、間違いはないかなどとおびえる。

ある場面に適した一文をすべて丸暗記するというのはコンピュータでも無理なことだ。
それならどうするか。だから私は、子供の真似をしろというのだ。
まずSlowly, please!とかMore slowly, please!と言えばいい。speakがなくても話し相手から言われたら、「もっとゆっくり話せ」と言われてることはわかる。それができたら、次にSpeak more slowly, please!と言えばいい。それが自然に口からでるようになれば、不思議にそれにWill you やI want to you toをつけて表現できるようになるものだ。これが私が常に言っている進化する英会話学習法である。

ただし、相手の言ったことがわからなく、もう一度繰り返してもらいたいときは、なるべくPardon?と言う方がいい。

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