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リスニングができない

マインドコントロールからの脱出その2
リスニングができない

歌手の桑田某が、中国の天安門広場でコンサートを開いたと聞いたことがある。私がそれを聞いたとき、彼の歌を聞いた聴衆の中に日本語を勉強している人がいないことを願ったものだ。もしかいたらおそらく努力してきた日本語のリスニング力に愕然としたことだろう。

日本人の多くは、英語の発音はどこに行ってもすべて同じだと信じ込んでいるふしがある。ところが、英語でも米語でもことはそんな単純なものではない。映画My fair ladyに登場したヒギンズ教授は言語学者であり、彼は発音やことば使いで出身大学の名前まであてていた。これは英語・米語に階層ことばがあるということを示している。あるいはアメリカは移民の国であり、独自のことばを背負った人種のるつぼである。あるいは年代、地域、ことばが少なからず変形すると見るのが当然だ。

さてリスニングということだが、「ネイティブのテープを聞き流していればいつの間にかリスニングができる」と宣伝をよく耳にするが、そんなことが実際に効果的なのだろうか。試したわけではないので、偉そうに「そんなものはダメだ」とは断定できない。しかし私は「読んでわからないことは耳で聞いてもわからないし、自分で言うことができないことは耳で聞いてもわからない」と思っている。

飛行機に乗っていて、「ホッ、シー」「ホッ、シー」と言われたら、それがHot sheet、つまり「おしぼり」であることを確認できるものなのだ。それを「ホッ、シー」=「おしぼり」と覚え込むのは無理なことではないだろうか。あるいは、want toをwannaと表現する人もいたり、I am notをI ain'tと発音したりする人もいることを知っていなければ、まったく初耳ではリスニングはできないものだ。やはり自分が読んだもの、あるいは自分で言ったことがある単語が実際にはどう発音されるのかという学習する努力は不可欠であり、「聞いていればいつかわかる」というものでは決してない。

Ain't[Aren't] you hungry?
あなた腹ぺこじゃないの?

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