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「だから英語が話せない その傾向と対策」

「だから英語が話せない その傾向と対策」

■だから英語に落ちこぼれた No.8■

 はたまた「命令文は動詞の原形で始まる」

Go.
Go back.
Go back to your seat

(傾向)

「命令文は動詞の原形で始まる」と、学校時代何度聞かされたことだろう。確かに、命令形は「動詞の原形で始まる」というのは、正しい説明だ。
しかし、これでは英語の発想がまったくわからないということを知って欲しい。
彼らはどうして、相手に命令する場合に動詞の原形を使うのだろうか。

(対策)

まず、彼らの命令形の発想について説明したい。
ネイティブの子供は、イヌを見るとそれがdogだとか、ネコを見ればそれはcatだといったように名詞を覚える。これは日常生活の中で周りの親たちがイヌを見たら、dogと教え、あるいはネコを見ればcatと教えたり、あるいは絵本で教えることもあるだろう。
この名詞を覚えるのと同じように、彼らはGo.は「行くこと」、Go back.は「戻ること」、あるいはGo back to your seat.は「席に戻ること」などと覚える。もちろん彼らはこの時、「命令形は動詞の原形で始まる」などとの講釈は受けない。
いわば、日常生活の積み重ねの中で覚えていくわけだ。
ここで、大切なことは、「行為や状態はひとまとまりのもの」だということだ。動詞だけを取り上げるような説明は、形式的なものと言える。
つまり、Go. / Go back./Go back to your seat.といった「ことまとまりの行為」を要求され、それを頭に思い浮かべてその「ひとまとまりの行為」をするのが命令形なのだ。

イヌのトレーニングを思い浮かべてほしい。

Sit.   お座り
Go.    行け
Stay.   留まれ

イヌは、その行為を思い浮かべ?それを動作に移す。

最後に、最も重要なことは、この命令形が基礎となって様々な情緒的な表現が可能となることだ。

(1) Will you ~?       〜してくれませんか?
   Will you
go?
   Will you
go back?
   Will you
go back to your seat?

(2) You have to ~     〜しなければならない
   You have to
go.
   You have to
go back.
   You have to
go back to your seat.

(3) You had better ~    〜したほうがいいよ
   You had better
go.
   You had better
go back.
   You had better
go back to your seat.

(3) You have only to ~   〜しさえすればいいのよ
   You have only to
go.
   You have only to
go back.
   You have only to
go back to your seat.

(4) You should ~       〜すべきだよ
   You should
go.
   You should
go back.
   You should
go back to your seat.

ネイティブの子供たちは、日本人と同じく、親から様々な命令を受ける。
「宿題しなさい」「早く起きなさい」「手を洗いなさい」

Do your homework.
Get up early.
Wash your hands.

彼らは、それを日常生活の中で蓄積していく。命令形がことばの基礎なんだということをぜひ知ってほしい。
私が、Image-Trainingという動詞フレーズの教材を制作したのは実はこのことなのだ。
ちょっとしつこくなりますが、これを~ing形動詞フレーズに変えて様々な表現 が可能となる。ちなみにこれは進行形だ。

Are you going?
Are you
going back?
Are you
going back to your seat?

---------以上、No.9へ-----

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