スポンサードリンク

「だから英語が話せない その傾向と対策」

「だから英語が話せない その傾向と対策」

■だから英語に落ちこぼれた No.25 ■

 「There is(are) ~の文とは?」

There is a pen on the desk.
There are two pens on the desk.

(傾向)

ある中学生用の参考書に次のような説明がありました。

(1) 元は         A pen is there.
(2) ひっくり返して   There is a pen.
(3) There is ~.のきまりことば
         There is a pen on the desk.
もちろん、この説明には、「主語が単数の場合はisが、複数の場合はareを使います」、というのが続きます。

何度も指摘していますが、日本の英語教育にはなぜか、基本文というものがありそれの変形として新た文を紹介する癖があります。

進行形では
基本文 I + read + a book.
進行形 I + am reading + a book.

受身形では
基本文 She scolded + me.
受身形 I + am scolded + by her.

そしてここでも

基本文 A pen is there.
進行形 There is a pen on the desk.

(対策)

進行形や受身形でもそうであったように、私たちがまず基本文を頭に浮かべておもむろにそれを変形させて表現しなければならないとすれば大変です。また、私に言わせれば、進行形や受身形は文法的にも基本文とはまったく異なったものです。
実際、次のように説明した方が「ことばの学び方」としては自然ではないでしょうか。

I am busy.
私は存在する 忙しく

I am
reading abook.
私は存在する 本を読みながら

I am
scolded by her.
私は存在する 彼女に叱られて

つまり、進行形や受身形に基本文があるとすれば、I am busy.というような補語が形容詞の文だと思います。

さて、ここのThere is(are) ~の文ですが、このthereは確かに、A pen is there.のthereと同じものです。しかしまったく異なるのはThere is(are) ~と使われる場合は、「ホラそこに」といったように相手の注意を引く表現となることです。
この場合、「ホラそこに」と注意を引き、後に続く具体的な場所の先導役となっているのが特色です。
だからこの文型では、ほとんど場所を示す語句が続くことになります。

thereの意味はどこにいったの?

There is +a pen +on the desk.
   ある  ペンが 机の上に
   
 (英語の発想)
 
There is a pen on the desk.
   ホラそこにあるじゃないか ペンが 机の上だよ

とにかくこの文型は、場所に重点が置かれていること、逆に下の文は主語A penに重点が置かれていることに注意してください。

A pen is there.
ペンがあるよ そこに

---------以上、No.26へ-----

目次に戻る
スポンサードリンク