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「だから英語が話せない その傾向と対策」

「だから英語が話せない その傾向と対策」

■だから英語に落ちこぼれた No.18■

「be going to+動詞の原形って何だ!」

I am going to study.
You are going to study.
He(She) is going to study.
They are going to study.

(傾向)

ある中学教科書の「学習の友」というガイドブックに次のような説明が載っていました。

I am going to see.
(1)私は (5)です (4)行くところ (3)ために (2)見る

つまり、これを番号順に訳すと次のようになります。

「私は見るために行くところです」

それを、「意訳?」すると次のようになるというのです。

I am going to see.
(1)私は (3)つもりです (2)見る

私はこのような説明を見るとめまいがします。彼らはbe動詞am,are,is,areを「です」と、またgoingのgoを「行く」と馬鹿のひとつ覚えをさせています。
日本の英語教育は、その入り口で固定観念として植え付け、それが当てはまらなくなるとバンザイをして、これは「意訳しなさい」とか、イディオムだと逃げることになっています。
上の説明ですが、どうして「(5)です (4)行くところ (3)ために」が「 (3)つもりです」となるのでしょうか。ぜひとも教えてもらいたいものです。

(対策)

それでは私の説明をしましょう。
今までくり返し述べてきたように、be動詞は「存在」の意味です。
そこで次の文を見てください。ただし、理解しやすいように例文を変えます。

I am going to meet her.   私は彼女に会うつもりです

このbe going toを使った文の基本形は次のものです。

I am to meet her.
私は存在する  (到達点として)彼女に会うこと

このtoは前置詞で基本的な意味は、「到達点」を表します。だから「私は、彼女に会うことを到達点にして存在している」というわけです。だから、これを「私は彼女に会う予定だ」「会うことになっている」「会う運命だ」「会うべきだ」など様々な意味となります。お気づきの方がおられるかも知れませんが、これはいわゆるbe toの構文と言われるものです。どうしてbe toの構文などとわけのわからない文法用語を作り出したのかおわかりでしょうか。
答えは簡単です。この文の情報量が少ないということと、be動詞を「です」などととらえているからです。
この文の情報量を増やし、もっとわかりやすいようにするには、このbe動詞、つまり「存在」を飾ればいいのです。飾れば意味は限定的になり、だからこそ情報豊かな表現が可能となります。
そしてその飾り方のひとつがgoingです。goingの意味は「行く」ではありません。
このgoの基本的な意味は、「進行状態になる」ということです。しかしこの「進行」は行為の進行ではなく、心理的な意味です。つまりbe goingは「心理的な進行状態になっている存在だ」ということです。だから「つもりだ、予定だ」などの意味となるわけです。

I am going to meet her.
私は〜つもりだ 彼女に会う

大切なことは、このような構造を持っている文はbe going to だけではありません。次のようなものもすべて同じ構造を持つものです。

I am sure to meet her.
私はきっと彼女に会います

Be sure to
meet her.
必ず彼女に会ってください

I am supposed to
meet her.
私は彼女に会うことになっている

---------以上、No.19へ-----

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