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「だから英語が話せない その傾向と対策」

「だから英語が話せない その傾向と対策」

■だから英語に落ちこぼれた No.13■

「進行形って何だ!

I am reading a book.
You are playing the piano.
Jim is playing soccer.

(傾向)

教育文法では、進行形を次のように教えている。

I + play + tennis.
主語+動詞+目的語

I + am playing + tennis.
主語+助動詞+動詞+目的語

この考え方は、前回の次の説明と似ている。つまりamもcanも助動詞だというわけだ。

I + can play + tennis.
主語+助動詞+動詞+目的語

つまり、動詞部がcan playとなり、「〜することができる」、そしてam playingで、「〜している」と意味が拡大すると説明するということになる。
しかし、ここで問題が3つ出てくる。

一つ目は、進行形の説明をするのにどうして、普通の文をまず登場させ、それを変化させて進行形に形を変えるという手続きで教えるのか、ということ。
二つ目は、進行形で使われているbe動詞の意味は何か、ということ。
三つ目は、そもそも、「ひとまとまりの行為や状態」を分断して、5文型を維持させる必要があるのか、ということ。

(対策)

そもそも、ネイティブの発想では次のような表現が盛んに使われている。

(相手に向かって)
Sleeping?      眠ってるの?
Playing tennis?   テニスをしてるの?
Reading a book?   本を読んでるの?

映画のシナリオで、セリフのト書きとして次のような表記もなされているし、あるいはメールなどでも、自分が書いた文に次のような表記をすることがある。

(Laughing)    (笑いながら)
(Crying out)   (大声で泣きながら)

つまり英語の発想では、be動詞と*~ing形動詞フレーズは切り離されているということを確認してほしい。
  *動詞のing形で始まる「ひとまとまりの行為や状態を表す」フレーズのこと。
単に、動詞だけが変化してものではなく、例えば、playing tennisといった「ひとまとまりのもの」ととらえることがポイントだ。

それでは、進行形で使われるbe動詞(私は助動詞ではないと考えている)の意味は何だということになるが、次の文を比べてほしい。

(1) She is -sleepy.    彼女は、眠たがっています
彼女は存在する 眠い状態で

(2) She is - sleeping   彼女は、眠っています
彼女は存在する 眠っている状態で

上の(1)の文は、sleepyは形容詞で、「眠い」の意味、それで「彼女は眠たがってい存在だ」ということになる。一方、(2)の文は進行形ですが、やはり、「彼女は眠りながの存在だ」ということになる。
(1)と(2)の文の構造は全く同じだと確認できると思う。それなら違いは何かということになるが、違いは「動的な表現にするために動詞を変化させて対応する彼らの造語法の一つでしかないわけだということになる。

ここまでの説明で、教育文法の説明のおかしさがわかっていただけると思うが、進行形を説明するのに、普通文から始めるのは英語の発想がわかっていないということであり、そもそもそんな説明で「英語を話せる」わけはない。
私たちが、進行形で話すときには、まず普通文を思い浮かべ、それを進行形に変換する手続きを踏まなければならないのか。相手が眠っているかどうか聞くには、真っ先にSleeping?と思い浮かべ、きちんと話すときには、それにAre you~?をつける発想を持たないと英語など自由に話せない。これはSleepy?、つまり「眠いの?」と聞くのと同じではないのか。
やはり、I am, She is、によって、「私は存在する」「彼女は存在する」と宣言し、それを「どんな状態で」と説明するのが進行形なのだ。
説明が長くなったので、もうやめるが、最後に指摘したいのは、「ひとまとまりの行為や状態」は決して分断してはならないということだ。

I am + playing tennis.
I can + play tennis.

英語のしくみはとても簡単だということを知って欲しい。

ある主語とbe動詞の確定が、どうして「英語の九九」かは次のものも参照してください。be動詞の確定は、進行形、受身形、be going toなどにつながるということだ。

9. だから英語に落ちこぼれた No.9
      (テーマ) 「私は」「私たちは」の「です」の言い方

---------以上、No.14へ-----

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