スポンサードリンク

ファンクションメソッド独習テキスト

この一冊の本で25,000通りの文が即時に作れる
当研究会発行電子出版本「ファンクションメソッド独習テキスト」より

○言葉は進化しなければならない

言葉を獲得するというのは、0%から始まり、徐々に表現を進化させていくものです。私たちもそうでした。それこそ幼児の時代の片言から始まり、3才頃には一応の意思を日本語で表現できるようになりました。ところが私たちの英語と言えば、まったく異なっています。大の大人が何年間も英語を学びながら彼らの3才の幼児の言葉さえ話せない。どうしてそうなのでしょうか。私は学校英語教育や英会話教育に、この「0%から始まり、徐々に表現を進化させていく」というプロセスの学習が無視されているからだと常々言っています。英語の発想を基本において言葉を進化させていくという、言葉の獲得として当たり前のことが欠けていたのです。
映画のシーンに次のような会話がありました。刑事が被疑者に同行を頼むシーンです。

  Well, We'll have to ask you to come along.
  そう、私たちはあなたにご同行を願いしなければならないだろう

しぶる容疑者に刑事はまた言いました。

  You'll have to come along.
  あなたは同行をしなければならないだろう

最後にこの刑事は容疑者の腕を激しくつかみ、言い放ちます。

  Come along!
  同行しろ!

P147

-----------------------------------------------------

これらの文の基本になっているのは、come along「同行する、連行する」という一つの動詞フレーズです。この場合、もっとも簡単な命令形、Come along!で刑事の意図は十分通じます。しかし状況に応じてことば〔ファンクションフレーズ〕を使い分けています。
ここに子供のような命令形の表現を、ファンクションフレーズによって情報豊かな表現に展開していく大人の会話を見ていただけると思います。

  You must come along.
  あなたは同行しなければならない。

  You have to come along.
  あなたは同行しなければならない。

  You had better come along.
  あなたは同行したほうがいいだろう。

  You have only to come along.
  あなたは同行しさえすればいい。

  Will you (please) come along?
  同行していただけますか。

  We would like you to come along.
  私たちはあなたにご同行してもらいたい。

もちろんcome alongという動詞フレーズを別の動詞フレーズに代えてもファンクションフレーズは使えることは言うまでもありません。ファンクションフレーズと動詞フレーズを切り離してとらえる。ファンクションフレーズを増加させることができれば、それだけ情報豊かな表現ができるということであるし、この発想さえ理解できたら様々な場面に必要なものも上達の段階で自然と増えてきます。これが筆者の言う「進化する英会話」です。

電子出版本「ファンクションメソッド独習テキスト」詳細

P148

スポンサードリンク