第5章 誰もが体験したい英会話の発想 実践編
〜英語表現はフレーズとフレーズの順列・組合せ、目的別ファンクションフレーズ

●進化する英会話学習を
ファンクションフレーズと動詞フレーズを切り離してとらえ、それらを組み合わせて文を作る。それらを増加させることができれば、それだけ情報豊かな表現ができるということであるし、この発想さえ理解できたら様々な場面に必要なものも上達の段階で自然と増えてくる。これが私が常に主張している「進化する英会話」です。
この章では、日常よく使われる「許可」「依頼」などのファンクションフレーズを中心にあげました。ファンクションフレーズは場面に応じてすべてを使えるようになればいいですが、その中の1つや2つだけでも自然と口から出るようになることが大切です。得意技を一つだけでも身につければといった感じで読み進めてください。

●動詞フレーズの抽象化を知っておいてください。
まずこの表現は具体的なものです。

I call her. 私は(ふだん)彼女に電話します
He calls her. 彼は(ふだん)彼女に電話します

一方英語には原形動詞フレーズとing形動詞フレーズを用いて名詞のように抽象化する表現法があります。意味はそれぞれ「私が彼女に電話すること」「私が彼女に電話していること」などとなります。

原形動詞フレーズを用いての抽象化 ing形動詞フレーズを用いての抽象化
for me to call her my calling her
for him to call her his calling her

これを文法では不定詞、動名詞と呼ばれますが、これから登場するファンクションフレーズの展開にはこの英語の発想が流れています。

Is it necessary for me to call her?
私が彼女に電話する必要がありますか?
Do you mind (my) calling her?
(私が)彼女に電話してもかまいませんか?

Is it necessary for him to call her?
彼が彼女に電話する必要がありますか?
Do you mind (his) calling her?
(彼は)彼女に電話してもかまいませんか?

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