第1章 英語の土台を築くベーシックファンクションフレーズ!

【第1章・学習の流れ】
英語にはbe動詞系列と一般動詞系列という大きな分類があります。
第1章では、be動詞系列を第2節で、一般動詞系列を第3節で学習します。いずれも4つの基本時制に展開しますが、各6つのテーブルは以下のように対応します。

(時間軸)
     (2)過去形        (1)現在形       (3)未来形
  --------------->-------------------------->---------------------------->
                  /
            ------------->(4)現在完了形

be動詞系列「be動詞の文」  一般動詞系列「一般動詞の文」
(1) 現在形 
「幸せよ」
(1) 現在形 
「(ふだん)彼女に電話するよ」
        ↓         ↓
(2) 過去形
「幸せだったよ」
(2) 過去形
「彼女に電話したよ」
        ↓         ↓
(3) 未来形
「幸せになるよ」
「be動詞の文・一般動詞の文」共通
(3) 未来形
「彼女に電話するつもりよ」
「be動詞の文・一般動詞の文」共通
        ↓         ↓
(4) 現在完了形
「ずっと幸せよ」
「be動詞の文・一般動詞の文」共通
(4) 現在完了形
「もう彼女に電話したよ」
「be動詞の文・一般動詞の文」共通

第1節 たった6つのテーブルで英語は話せる!
〜ネイティブは現在、過去、未来、そして現在完了という4つの時制感覚で英語を話す〜

●各【英会話の九九・テーブル】は集積回路
6つのテーブルには基礎的なファンクションフレーズが集積され、英語で表現展開する際の集積回路のような働きをします。ここには「be動詞の疑問文はbe動詞を主語の前に出して作る」とか、「一般動詞現在形の疑問文は主語に応じて主語の前にDo,Doesをつけて作る」といった説明はありません。各テーブルにあげたファンクションフレーズをそのまま暗記することで様々な表現を展開することができるし、そうしなければならないとも言えます。ネイティブの子供たちのように英語の回路や英語脳を持つための、いわば「当たり前」のフレーズをあげたものです。

●【英会話の九九・テーブル No.1】を例にして
ここでは【英会話の九九・テーブル No.1】を例にして説明しますが、この回路は他のテーブルでも同じしくみです。

(1) 主体(主語)の展開
(2) 肯定発想、否定発想、疑問発想、否定疑問発想への展開
(3) 時制などへの展開
(4) 付加疑問文とShort Answerへの展開

●一つのテーブルで、肯定形、否定形、疑問形、否定疑問形が表現できる
この「現在の「存在」を表すテーブル(be動詞・現在形)」【英会話の九九・テーブル No.1】をご覧になり、以下の手順に従って英文を生産してください。
これが、(1)の主体(主語)の展開と、(2)の肯定発想、否定発想、疑問発想、否定疑問発想への展開となります。

(手順1) 肯定表現をする
[GROUP A]にあげられたI am, We are, You areなどのファンクションフレーズにそのままhappyを続けて文を生産してください。「私は幸せだ」「私たちは幸せだ」「あなたは幸せだね」といった肯定表現がとっさにできます。

(1) I am happy.
(2) We are happy.
(3) You are happy.
(4) You are happy.
(5) He is happy.
(6) She is happy.
(7) They are happy.

(手順2) 否定表現をする
[GROUP B]にあげられたI'm not, We aren't, You aren'tなどのファンクションフレーズにそのままhappyを続けて文を生産してください。「私は幸せじゃない」「私たちは幸せじゃない」「あなたは幸せじゃないね」といった否定表現ができます。

(1) I'm happy.
(2) We aren't happy.
(3) You aren't happy.
(4) You aren't happy
(5) He isn't happy.
(6) She isn't happy.
(7) They aren't happy.

(手順3) 疑問表現をする
[GROUP C]にあげられたAre you, Are you, Is heなどのファンクションフレーズにそのままhappyを続けて文を生産してください。これは「私は幸せなの?」「あなた方は幸せなの?」」「彼は幸せなの?」といった疑問表現です。

(1) Am I happy?
(2) Are we happy?
(3) Are you happy?
(4) Are you happy?
(5) Is he happy?
(6) Is she happy?
(7) Are they happy?

(手順4) 否定疑問表現をする
[GROUP D]にあげられたAren't you, Aren't you, Isn't heなどのファンクションフレーズにそのままhappyを続けて文を生産してください。これは「私は幸せじゃないの?」「あなた方は幸せじゃないの?」」「彼は幸せじゃないの?」といった否定疑問表現です。

(1) Am I not happy?
(2) Aren't we happy?
(3) Aren't you happy?
(4) Aren't you happy?
(5) Isn't he happy?
(6) Isn't she happy?
(7) Aren't they happy?

● Am I〜?、Am I not 〜?のファンクションフレーズについて
Am I happy?やAm I not appy?といった表現をおかしく感じられる人がいるかもしれません。つまり「私、幸せなの?」「私、幸せじゃいの?」と聞かれると、自分のことなのにどうして幸せなのか、幸せではないかをわからないのか、ということです。でも「幸せ」といったものは本人にはわからない場合もあります。
このファンクションフレーズは、そんなことも吟味して使うことが必要です。

Am I pretty? 私、可愛い?
Am I not pretty? 私、可愛くないの?
Am I wrong? 私、間違ってるの?
Am I not wrong? 私、間違ってないの?
Who am I? 私は誰?
Where am I? ここはどこなの?
Where are we going? 私たち、(これから)どこへ行くの?
What will I be? 私は、(将来)どうなるの?

(手順5) 付加疑問表現をする
付加疑問文は、「あなた、幸せなんでしょう?」とか「あなた、幸せじゃないんでしょう?」などと念を押したり、相手の同意を求めるような表現ですが、この表現もこれらのテーブルを使って表現できます。
肯定表現の【Group A】のフレーズに対しては否定疑問表現の【Group D】のフレーズが、また否定表現の【Group B】のフレーズに対して疑問表現の【Group A】のフレーズが対応していることを確認してください。

You are happy, aren't you?
あなた、幸せなんだね
He is happy, isn't he?
彼は、幸せなんだね
You aren't happy, are you?
あなた、幸せじゃないのね
He isn't happy, is he?
彼は、幸せじゃないのね

ただし、文の調子の上げ下げによって意味が変わることに注意してください。
例えば、You are happy, aren't you?のhappyを下げ調子で、aren't youを上げ調子で話すと、「あなたは幸せそうだけど、本当かしら?」といった意味となります。
一方同じ文のhappyもcan youも下げ調子で話すと「あなたは本当に幸せなんだね」となります。
このことは、他の付加疑問も同じです。

(手順6) Short Answer表現をする
ファンクションフレーズはShort Answerにもなります。これらのテーブルの【Group C】にあげた9つのフレーズそれぞれに対して、【Group A】と【Group B】のフレーズがShort Answerの関係になっていることを確認してください。

例 【英会話の九九・テーブルNo.1】
例【Group C】 Are you happy? Is he happy?
【Group A】 Yes, I am. Yes, he is.
【Group B】 No, I'm not. No, he isn't

 

●時制などへの展開
過去形への展開では、「過去の「存在」を表すテーブル(be動詞・過去形)」【英会話の九九・テーブル No.2】をご覧になってください。このhappyをそれぞれのフレーズに続けると、「幸せだったよ」と過去での表現になります。ただし、ここに例としてあげたのは主語をIとHeとする肯定形の表現です。

例 I was happy. He was happy.

未来形への展開では、「【英会話の九九・テーブル No.5】をご覧になってください。be happyをそれぞれのフレーズに続けると、「幸せになるよ」と未来形での表現になります。

例 I will be happy. He will be happy.

現在完了形への展開では、「【英会話の九九・テーブル No.6】をご覧になってください。been happyをそれぞれのフレーズに続けると、「ずっと幸せだよ」現在完了形での表現になります。

例 I have been happy. He has been happy

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